リハビリテーション科

今の仕事にやりがいを感じるところはどこですか?
私は理学療法士として、基本動作能力の回復、障害の悪化予防を目的にリハビリを行っています。
患者様と向き合っていくことは簡単なことではなく、患者様の思いや、ご家族様のリハビリにかける思いをしっかり受け止めながら介入していかなければなりません。その中で、「できなかった」ことが「できるようになった」とき、その喜びを患者様と共に分かち合う瞬間はとてもやりがいを感じます。
職後の教育体制はどのようなものがありますか?
科内全体での勉強会を月に1回程度行っています。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がそれぞれにテーマを出し、自分の職種のアップデートだけではなく、他職種の知識も深めることができます。
新採用者の教育体制としては、1人に1人の指導者ではなく、チーム全体で指導を行うスタイルを取っています。多くの先輩達から、様々な角度からの指導を受けることが出来るので、効率的に仕事を覚え、臨床に活かすことが出来ます。私自身、経験豊富な先輩に何度も付き添っていただき、自分では気づけなかった患者様の問題点などを見出してもらうことで新たな発見が生まれ、経験値が徐々に上がっていきました。
患者様の状態は一人一人違うため、経験値を積み重ねることで、より多面的に評価をしたり、様々な患者様の治療に応用できるようになっていくことを実感できています。
また、当院のリハビリテーション技術科は脳血管・循環器チーム、整形・外科・内科チームの2チームに分かれており、それぞれの分野の専門性を高めながらよりよい治療を行えるよう取り組んでおります。