
初期研修についてABOUT INITIAL TRAINING
当院の初期研修は、個々の研修医の希望に沿うよう柔軟性の高い研修プログラムを組んでおり、地域医療を行いつつ、福島県立医科大学病院や、日本有数の研修病院である亀田総合病院への出向研修も保証されています。
当院内での研修中は、研修医が自身で経験した症例について、毎週検討会でプレゼンテーションを行います。研修医同士が質疑応答をすることで、自分自身の知識を固定化するとともに、研修医間での情報共有もできるようになります。検討会での発表をさらにブラッシュアップして学会で症例報告を行い、学会賞などの表彰を受けた研修医もいます。このように、臨床経験から症例のまとめ、報告、さらにそれをまた臨床に活かすといった一連のサイクルは、医師の間ずっと継続していく重要なプロセスであり、当院ではそのトレーニングを研修初期からどの診療科にいても継続して行うことができます。
月に1度の月例会では、院内外から、その道のエキスパートを講師として招聘し、院内にいながら様々な講演を聞くことができます。
もちろん座学だけでなく、初期研修医が身につけなければならない基本手技に関しても、経験する機会は十分に得られます。救急外来は年間 1700件以上の救急車を受け入れており、ベテランの救急専門医の指導下で診療にあたることができるため、急患の初期対応をしっかりと学ぶことができます。
さらに、当院は東日本大震災において、地震・津波・原子力発電所事故、全てを経験した、数少ない病院の1つです。これらの状況を現地で乗り切ったスタッフから、災害医療について直に話を聞けるのも当院の特徴の1つといえます。
当院での研修に興味のある方は是非見学に来てください。
院長杉本 浩一

病院見学についてHOSPITAL TOURS
南相馬市総合病院では、医学生や看護師・学生・コメディカルの方向けに病院見学を歓迎しています。現場を知ることは、未来の医療従事者にとって大切な経験になります。
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