病院の紹介

院長あいさつ

院長あいさつ

南相馬市立総合病院 院長 杉本 浩一

南相馬市立総合病院のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

また、常日頃よりご支援を頂いている医療機関や地域の皆様方に、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

南相馬市立総合病院は昭和6年、原町実費診療所として開設しました。昭和22年から相馬病院と称し、内科、外科、産婦人科診療を開始し、県への移管を経て昭和29年から、国民健康保険直営原町市立原町病院となりました。さらに平成4年、現在の高見町へ新設移転し、平成18年の市町村合併後、南相馬市立総合病院として現在に至っています。

平成23年の東日本大震災において当院は地震、津波、原子力発電所事故の直接被害を受け、震災前14名いた常勤医は震災後4名に、看護師は138名から82名へ減少し、放射線、検査技師、薬剤師も数名となりましたが、その間も市内での診療を継続してきました。

現在ではスタッフ数も回復し、ようやく震災後の特殊な医療現場から、他地域と同様の日常診療へと移行しつつあります。

南相馬市の高齢化率は福島県内でも上位であり、今後はそうした社会状況を見据えながら病院運営をしていかなければなりません。また周産期医療など、次世代に向けた医療を維持することも求められています。すべての問題を当院だけで解決することは困難ですが、周辺の病院や市民の皆様に御協力を頂きながら、「“人”に寄り添い、“人”に信頼され、地域の未来へともに笑顔で歩む病院を目指します。」の病院理念のもと、よりよい医療を提供していきたいと思います。

杉本すぎもと 浩一こういち

臨床研修施設の指定を受け、2013年4月より研修医が元気に研修を受け、その数も現在6名まで増加しています。指導医も研修医に正しい医療の知識を教えるべく、知識の再確認を行っています。また、地域医療研修(災害医療研修)も受け入れております。

当院での勤務を望む医療職の方(医師、看護師、医療技術職)は、以下まで連絡お願いいたします。

事務部総務課総務係:sogo-hp-1@city.minamisoma.lg.jp

また、当院見学希望の医学部学生、看護部学生、その他医療スタッフを目指している学生の方、ボランティア希望の方も常時受け入れしておりますので、お気軽にご連絡お願いいたします。