南相馬市立総合病院

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コラム

日本外科学会定期学術集会に参加して(初期研修医 吉田眞)

名古屋探訪記

2024年4月18日~20日までの3日間、名古屋で開催された第124回日本外科学会定期学術集会に参加させて頂きました。

初日、名古屋駅から会場に移動し、福島県立医科大学外科の見城明先生、門馬智之先生の2名の先生方の発表をお聞きしました。見城先生は外科診療における特定看護師のタスクシフトについて発表をされており、外科領域における特定看護師導入への理想と課題について学ぶことができました。門馬先生は、福島県内の外科の輪番制度が直面する問題について発表されており、県内の外科救急が直面する課題とそれに対する病院間の取り組みについて知ることができました。

緊張の学会発表

当院では甲状腺手術後の合併症が起こった際のシミュレーションを定期的に行っており、今回私は「甲状腺手術後の術後出血に対するトレーニング」のテーマで発表いたしました。光栄なことに優秀演題賞を頂きました! 外科学会という大舞台で貴重な経験をさせて頂き、大変嬉しく思います。

来年の日本外科学会

なんと、来年の日本外科学会は仙台開催とのことで...
こんなサプライズも!!

名古屋観光

学会以外にも名古屋市内をいくつか観光しました。名古屋城見学では、水害の多い清州から名古屋の地に移城した経緯や徳川御三家である尾張藩の興隆について学びました。駅前にはトヨタ自動車記念館があり、館内の資料や見学を通じてトヨタが紡錘業から始まり自動車産業として発展するまでの経緯を学ぶことができました。紹介した以外にも数多くの名所があるので名古屋に足を運んだ際は是非立ち寄ってみてください。

最後に

今回の外科学会では自分の発表経験だけでなく、他の先生方の発表からも様々な学びを得ることが出来ました。この経験を活かして専攻医となった後も学びを深めてゆきたいと思います。

最後に、引率頂いた外科の岩舘先生、また発表に際して様々なアドバイスを下さった外科の大平先生、髙間先生、その他医療スタッフの方に厚く御礼申し上げます。

南相馬市立総合病院 初期研修医 吉田 眞

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