予防接種について
定期的な予防接種は、感染症の予防と拡散の防止に非常に重要です。
予防接種を受けることで、個人の免疫系が病原体に対抗できるようになり、感染症からの保護が強化されます。また、多くの人が受けることで、集団免疫効果が生まれ、感染症が拡散しにくくなります。これは、感染症が集団内で蔓延するリスクを減少させ、未接種の個人や免疫が弱い人々を守るのに役立ちます。
予防接種は、感染症の拡散を抑制し、私たちの社会を守る重要な役割を果たします。
お子さんが受ける定期予防接種は、免疫がつきやすいように、接種年齢や回数・間隔などが法律で決められています。
小児
高齢者・婦人科
高齢者定期予防接種について
肺炎球菌ワクチン予防接種
南相馬市では高齢者の肺炎球菌ワクチン予防接種費用の一部助成を実施しています。
なお、すでに肺炎球菌ワクチン予防接種を受けたことがある方は、対象になりません。
接種対象者
接種日現在南相馬市に住民票があり、過去に肺炎球菌ワクチン予防接種を受けたことのない方で、
次の項目のいずれかに該当する方
- 65歳の方(65歳の誕生日の前日から、66歳の誕生日の前日まで)
- 60歳以上65歳未満の方であって、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能の障がい又はヒト免疫不全ウイルスにより障がいのある方(上記障がい名の身体障害者手帳1級相当の方)
接種回数
実施期間中 ひとり1回
(注意)過去に肺炎球菌ワクチン予防接種を受けたことのある方は、助成の対象外です。
持参物
- 健康保険証
- 接種券(はがき)
- 予診票
- 身体障がい者手帳(注:身体障がい者手帳1級(心臓、腎臓また吸器)相当の方)
※予約でのワクチン接種となります。内科までお問合せ下さい。
インフルエンザ予防接種
接種対象者
- 接種時に65歳以上の者
- 接種時に60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する者。
◎障がい者手帳1級(心臓、腎臓もしくは呼吸器)相当の方
接種回数
実施期間中 ひとり1回
助成期間
10月1日から12月31日
持参物
- 健康保険証
- 接種券(はがき)
- 予診票
- 身体障がい者手帳(注:身体障がい者手帳1級(心臓、腎臓また吸器)相当の方)
※当日、外来にてお問合せください。
子宮頸がんワクチン接種について
接種開始月齢
実施期間中 ひとり1回
(注意)過去に肺炎球菌ワクチン予防接種を受けたことのある方は、助成の対象外です。
- 小学6年生~15歳未満
5か月以上の間隔をおいて1回(標準的には初回接種から6か月以上の間隔をおく)
※ただし、1回目と2回目の接種間隔が5か月未満の場合は、3回目接種を行う。3回目接種2回目
接種から3か月以上の間隔をおく
※接種回数2回
【キャッチアップ接種対象者】
平成9年4月2日~平成18年4月1日までに生まれた女子の方で未接種の方、または、平成18年4月2日~平成19年4月1日までに生まれた女子の方で接種が完了してない方は、令和7年3月末まで定期接種として接種可能
※予約でのワクチン接種となります。婦人科までお問合せ下さい。