病院の紹介

部署ご案内

臨床工学科

臨床工学科の様子①

近年、医療工学の進歩に伴い様々な医療機器が普及しています。医療機器の担い手として、工学的な視点から医療現場の安全確保と機器の有効的な運用を目指し、患者さんにより最新の医療を受けて頂ける様、臨床工学科は尽力しています。

  • 透析技術認定士 2名
  • 消化器内視鏡技師 2名
  • 3学会合同呼吸療法認定士 2名
  • 第1種ME技術認定者 2名
  • 第2種ME技術認定者 2名
  • 日本DMAT 1名
  • 福島DMAT 1名
臨床工学科の様子➁
臨床工学科の様子③
臨床工学科の様子④
臨床工学科の様子⑤

臨床工学科の主な業務内容

医療機器管理業務

輸液ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器・除細動器・低圧持続吸引器・ネブライザなど様々な機器の修理・日常・定期点検を行っています。

心臓カテーテル業務

デバイス準備、IVUS操作、緊急時の補助循環装置の操作など幅広く携わっています。

脳アンギオ業務

平成25年度より臨床工学技士が参加し、デバイス準備、IVUS操作、血栓回収装置の操作に従事しています。平成30年より術野での医師介助も始まりました。

内視鏡業務

平成28年に臨床工学技士会より内視鏡業務指針が公開され、内視鏡分野での臨床工学技士の需要は広がりつつあります。当院では平成24年より内視鏡検査・治療に携わりEMR・ERCP・ESD・止血等の治療介助や医療機器管理を行っています。

血液浄化業務

平成29年度より福島県立医科大学 腎臓高血圧内科 支援のもと遠隔モニタリングシステムを用いた維持透析を始めました。専門医が不在の中で維持透析を行う遠隔診療のモデルケースとなりました。
令和3年度より福島県医科大学腎臓高血圧内科からの専門医が派遣・常駐するようになり、綿密に連絡相談できる環境となっています。医師・看護師と連携し、より安全な医療を提供できるよう心がけています。

アフェレーシス業務

急性期疾患の患者様に行うCRRT(持続緩徐式血液浄化療法)の他、CART(腹水濾過濃縮再静注療法)・GCAP(顆粒球・単球除去療法)などのアフェレーシス業務に従事しています。

呼吸療法業務

人工呼吸器は生命維持管理装置であり日常点検や定期点検が重要な役割を担っています。毎日人工呼吸器のラウンドを行い設定確認をし、異常がないか技士の視点から確認を行っています。

ペースメーカ/ICD業務

ペースメーカ植え込み手術時のアナライザ操作・外来での定期チェックに従事しています。ICDなども外来定期チェック時に対応しています。
令和3年度より遠隔モニタリングシステムが導入され、事前に定期チェックやアラートの確認を行えるようになりました。頻回に患者さんの状態を把握することで、以上の早期発見などに貢献しています。

手術室業務

当院では手術室には常駐していませんが、眼科領域の手術装置の操作やペースメーカの術中設定変更時に手術室に入り対応しています。他にも、医療機器定期点検・故障・トラブル時などに対応しています。

臨床工学科の活動

院内研修会

医療現場で使用される医療機器は日々進歩し複雑化しています。安全に医療機器を使用してもらうために、定期的に職員に対して医療機器の動作原理や操作方法、トラブル対応方法などの講習会を行っています。

外部との繋がりで情報収集

毎年開催される南相馬市健康福祉まつりでは、福島県臨床工学技士会として相双地域や県内から臨床工学技士が集まり、臨床工学技士の仕事を知ってもらうため啓蒙活動を行っています。日本臨床工学技士会や各学会へ参加し発表も行っており、外部との繋がりを重視し常に新しい情報を取り入れられるよう努力しています。当院の特色の一つである、DMATへも参加しており訓練や災害時の支援を精力的に行っています。

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