南相馬市立総合病院

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第37回福島県輸血懇話会に参加してきました

福島県輸血懇話会への参加

令和6年10月5日に第37回輸血懇話会が行われました。
輸血懇話会とは、輸血の安全性の向上を目指し、輸血医療に関連する幅広い知識を学ぶものです。
今年度は、南相馬市立総合病院をはじめ相双地区の病院が実行委員を担当しました。
懇話会には、医師、看護師、臨床検査技師、そして血液センター職員といった輸血に携わる様々な職種が参加し、お互いの分野の知識をより一層深めることができたと思います。
この会を通して、他病院での輸血業務の取り組みや、輸血製剤の正しい取り扱いを改めて確認するができました。また、出産時の大量出血による緊急輸血の症例をもとにした講演では、輸血製剤の選択方法やフィブリノゲン製剤の使用方法を学ぶことができました。検査技師として、輸血製剤をいかに早く臨床に届けることができるかが重要だと改めて感じました。
懇話会で得たことを業務に生かし、さらなる輸血療法の向上に努めたいと思います。


文責 遠藤朱夏

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