南相馬市立総合病院

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コラム

オープンホスピタル(臨床検査科)

~臨床検査科から~

令和6年9月28日(土)に南相馬市立病院において、オープンホスピタルを開催いたしました。
その中、私たち臨床検査科も、「細胞を見てみよう」と「エコー画像を見てみよう」の2つの体験型の企画を行うブースをひらき、多くの子供たちに参加、体験頂きました。

「細胞を見てみよう」では、私たちの体の中を流れる血液には、多種多様の細胞、例えば赤血球や白血球、血小板などの細胞が多く存在しています。その血液を標本にして、顕微鏡で実際どんなカタチをしているか観察してもらいました。実際、子供たちに観察して頂いたところ、テレビ等で「はたらく細胞」という番組を放映しているおかげか、子供たちが血球のことをとても詳しく知っていることに驚きました。

                            細胞を見てみよう
        細胞を見てみよう

「エコー画像を見てみよう」では、エコー検査装置を使用し、エコー(超音波)という普通では聞こえない音波を利用して、その物体の音の伝わりやすさと反射から画像化する方法で、見えない物体(今回はゼリー)を観察してもらいました。実際、観察していただき、ゼリー内のミカンのカタチやタピオカミルクティー内のタピオカの動く様子が見られ子供たちは興味津々の用でした。また、甲状腺検査を実際にやってみる企画も行い、どのように検査を行い、どう見えるのかを体験して頂きました。

                                    エコー画像を見てみよう
       エコー画像を見てみよう

今回、オープンホスピタルを開催したことで、多くの子供たち、保護者の皆様に病院の中で医療に携わっている職種を少しでも理解してもらい、興味を持って頂ければ幸いと思います。

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