JTASと新人研修医たち
研修医コラム
JTASと新人研修医たち
皆様こんにちは!南相馬市立総合病院研修医の高田修磨と申します。本コラムにアクセスいただきありがとうございます!
私もついに医師2年目となり救急外来での責任も増えてきた今日この頃ですが、去る5月18日に福島労災病院で開催されましたJTAS認定プロバイダーコースに参加して色々と学ばせていただきましたのでコラムとしてお話させてください!
JTAS(Japan Triage and Acuity Scale: 緊急度判定システム)とは救急外来に同時に複数の患者様がいらしたときに体系化されたアルゴリズムで一人一人の治療の優先度を考えるシステムです。そして緊急度が高い場合には迅速にその領域を専門とする先生に繋ぐほか場合によっては動ける人を集約し緊急で治療を開始する判断なども行います。当日は座学だけでなく実戦さながらの症例に対してどのようなアプローチをもって緊急度を判定するかを参加者の皆様とディスカッションも行いとても有意義な時間でした!県内外から集まった研修医や救急の最前線で働かれている看護師の方々とディスカッションを通じてお話させていただきとてもいい刺激になりました!
今回この講習会に当院からは私と新しく入職した研修医3名が参加させていただきました。これから救急外来の前線で働く彼らにもきっといい勉強になったと思います。この場をお借りして今回のセミナー開催に携わっていただいたすべての方に感謝申し上げます。今回勉強した内容は南相馬市の皆様をはじめとし、ご来院されるすべての方に還元できるよう今後とも頑張ってまいります。
(文責 高田修磨)