南相馬市立総合病院|相双地域医療圏の中核病院

研究活動

南相馬市立総合病院では、地域医療の向上のため、地域医療研究センターを設置し臨床研究活動を行っています。

また、臨床研究の実施にあたっては、病院外部の方を構成員に含む倫理委員会を設置し、研究計画の実施の適否及び実施状況等について、専門的、倫理的及び一般的な立場から検討、審査を行い、病院長に対し助言又は勧告を行っています。

1 地域医療研究センター

設置場所 南相馬市立総合病院内
センター長 坪倉 正治
所管事務 1 医療・健康対策の研究に関すること。

2 医療・健康対策に関する統計及び報告資料に関すること。

3 地域医療に寄与する業務に関すること。

4 医科学研究の倫理に関すること。

5 その他研究に関すること。

事務担当 診療部 地域医療研究センター(℡.0244-22-3181(代))
研究成果の例 福島第一原子力発電所事故後の川内村における救急搬送の実態調査
貧しい社会経済的状況を背景に福島第一原発事故から6年後に比較的高値の内部汚染を検出した症例
東日本大震災前後の福島県相双地区における乳がん患者の調査

2 倫理委員会

診療録等の既存資料を用いた研究に関しては、研究対象となる患者さんは協力拒否できる機会が保障されていることから、当院では、研究及び個人情報取扱について倫理委員会に諮問し、その助言や勧告に沿った研究を実施しています。

 

設置場所 南相馬市立総合病院内
委員長 委員の互選により選出された者
所管事務 委員会は、病院に所属する者から申請があった場合、病院長の諮問に基づき、次の各号に掲げる研究計画の実施の適否及び実施状況等について、専門的、倫理的及び一般的な立場から検討し、病院長に対し助言又は勧告する。

(1) 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年文部科学省・厚生労働省・経済産業省第1号)に基づく研究計画(以下「生命科学・医学研究」という。)。

(2) ヒトES細胞使用に係る研究計画のうち、病院において審査を必要とする研究計画。

(3) その他ヒトを対象とする医科学研究。

事務担当 事務部総務課(℡.0244-26-7541)
研究活動の例 ▼放射線災害の強制避難地域における災害復興期の医療需要の調査

▼福島原発事故後の浜通り周辺地区住民における健診・検診結果と被ばく関連データに関する解析

▼相双地区における東日本大震災後の救急搬送の実態調査

▼東日本大震災の被災地域における医療および介護需要の実態調査

▼東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が乳癌患者の受診行動や予後、その後の管理にもたらした影響と関連する患者背景因子・社会的因子の検討

▼東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が,乳癌患者の治療プロセスに与えた影響と患者背景因子に関しての検討

▼浜通り地区住民における健康と病気に関する情報収集とその傾向に関連する因子の検討

▼脳神経外科治療患者様へのお願い(データベース研究事業)

▼地域住民との「協働」による心の復興に関する聞き取り調査~南相馬市を事例として~

▼小高区における避難指示解除前後の医療需要変化の調査

▼福島第一原子力発電所事故後の相双地域における震災関連死に関する調査(疫学研究に関して)

▼東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が浜通り地区の乳癌患者に与えた影響についての聞き取り調査

▼南相馬市内のメンタルクリニックにおけるPTSD症例の診療状況についての実態調査

▼福島第一原発事故後の浜通り地域における健康弱者の緊急避難およびその後の健康影響に関する調査

 

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