熊本地震の被災者支援のため、熊本県に出動していた南相馬DMATチームが、現地での活動を終えて帰還しました。
今回の支援活動では、熊本市南区における医療救護隊本部の運営のほか、沖縄JMAT、長崎諫早DMATとともに区内8カ所の避難所を巡回し、避難所の衛生面・日中夜間避難者数・体調不良者等の医療ニーズの確認等を行いました。

その後、福島県派遣の後続隊である太田西ノ内救護班に活動を引き継ぎ、5月4日(木曜日)には5名の隊員が無事、南相馬市に帰還しました。
連日の活動や長距離の移動のため、隊員達も疲労していたはずですが、隊員たちの表情からは、短い期間ではあっても被災地の役に立てたという、達成感や充足感が感じられました。

今後も、日頃の医療現場や東日本大震災時に培った経験を活かし、大規模災害時の医療提供を進めてまいりますので、市民の皆様、患者様のご理解、ご協力をお願いいたします。